実 績
MONOLITHIC MIRROR(多曲面一体型ミラー)製作
・ 口径30m超大型望遠鏡TMT 中間赤外線観測装置MICHI向け 次世代イメージスライサーユニット 試作加工部品
(東京大学 大学院理学系研究科 天文学専攻:左近 樹助教授 共同開発 試作)
・ スライスミラーの対となる多曲面一体型ミラー
TMT(Thirty Meter Telescope)とは、現在建設計画を進められている口径30メートルの光学赤外線・次世代超大型天体望遠鏡です。
クリスタル光学は、中間赤外線観測装置の試作加工を行い、多曲面一体型ミラーとイメージスライサーの2部品を製作いたしました。
【加工コンセプト】
・ 複数ミラーのワンチャッキング加工により、機械精度で各ミラーの位置精度を保証。
・ ワンチャッキング加工によって、複数の軸外し非球面の相対的な位置精度が超精密加工機精度で担保。
・ ミラー材質:A6061
【全体図】
<イメージ>
<ユニット写真>
【非球面加工】
<加工機>
◆Nanoform700Ultra(Precitech)
・3軸(X,Z,C)同期加工—Slow Tool Servo
・指令値補正機能(ACT)使用
<加工動画>
非球面加工 – YouTube
【参考技術資料】
◆イメージスライサ―型赤外面分光ユニットの開発とそれをささえる超精密加工技術
_pdf (jst.go.jp)
◆国立天文台HP
https://www.nao.ac.jp/research/project/tmt.html