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牛尾 恵大 / 本社 精密加工チーム・超精密加工
普段されている仕事内容について、教えて下さい。

ダイヤモンドターニングによる超精密加工を担当しています。ダイヤモンドターニングとは超精密旋盤において単結晶ダイヤモンドバイトを使用することにより、切削加工のみで高精度な鏡面を得ることができる加工です。

反射光学系に使用されるミラーにおいては軽量かつ高反射率のアルミニウム材が選定される事が多く、また、形状も高精度なものが要求されます。その鏡面かつ高精度な表面性状を実現可能とする加工法としてダイヤモンドターニングは注目されています。また、ダイヤモンドターニングではアルミニウムだけではなく、銅や樹脂、ニッケル-リン金型なども加工可能です。

ターニング加工を行う上で、気をつけていることやこだわっていること、どのようなところが難しいかを教えて下さい。

大量生産とは異なり、一品一様な製品を一つ一つ確実に仕上げる注意深さと集中力が必要となります。また、金属でも比較的柔らかいアルミニウムや銅を扱うため、製品の取扱いには加工時はもとより、洗浄時や測定時でさえ気が抜けません。

鏡面加工は非常に繊細です。ヒューマンエラーともマシンエラーとも異なる要因、特に偶発的な要因で良好な鏡面が得られないこともあります。限られた削りしろの中で如何に良好な面に仕上げ、かつ形状精度が良い製品に仕上げるかが難しいです。

超精密加工について、どういった思いやこだわりを持って作業をしていますか。

クリスタル光学では加工機のみならず、高精度な測定機も取り揃えています。高精度な加工を高精度な測定により評価または結果をフィードバックし、より高品質に仕上げるよう努めています。加工機の性能は年々向上していますが、加工機のパフォーマンスを十分に発揮できるかどうかは私達エンジニア次第ですし、形状精度1um以下の領域になると様々な条件への考察やノウハウが必要となります。また、治具等にも工夫を凝らし、自分で設計しています。そうやって工学的知見、化学的知見、技術的知見等あらゆる角度から試行錯誤し、より良い製品、お客様の予想を超える製品を作り上げていくことにこだわりや面白味を感じています。

また、携わっている加工には市場に普及しているものから、次世代向けの研究に使用される製品まで含まれています。自分の技術が現在の社会のみならず、最先端の一歩先の取り組みに貢献していることはエンジニアとして嬉しく思います。

今後の目指している所、目標や夢などを教えて下さい。

私達が日々行っている加工は、高性能の高価な加工機さえあれば誰でも加工できるという訳では無いと自負していますが、それでも良い意味で他社との差別化ができなければ、高い技術を持つ国内企業、豊富な資金源と低コストな海外企業と競ってはいけません。昨今、より高精度なミラーや、回転非対称面(自由曲面)のような複雑な形状の加工への要求が高まっています。クリスタル光学ならば加工できる、クリスタル光学にしか加工できないと言われるように、オンリーワンの技術で社会に貢献していきたいですね。

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