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社員紹介

小原 敏和 / 本社工場 研究開発チーム・結晶研磨加工
普段されている仕事内容について、教えて下さい。

技術開発部に所属しており、主に単結晶の研磨をしています。人工で造られた単結晶原石の塊から、お客様の希望とされる材料の方向を定め、形状を成形し、表面の仕上げ加工にラップを行います。私達が加工した製品は、主に光学分野や薄膜研究の分野で使われています。

クリスタル光学では、この単結晶を扱う事業が一番歴史が長く、全ての事業の基礎技術となっています。特に、仕上げ工程では表面粗さ0.1nmを要求される事もあり、究極の表面粗さを追求する部門です。

単結晶を扱うとのことですが、クリスタル光学での加工の特徴を教えて下さい。

単結晶には「方位」とよばれるものが存在します。大まかなイメージですが、金太郎飴を切った場合、切る方向によって切断した面の絵が違います。結晶も同じで、金太郎飴の様に視覚的な違いはありませんが、切断面をX線で測定するとしっかり違いを確認する事ができます。指定された方位を確認し、その面を基準にして成形することが単結晶ならではの作業となります。単結晶にも様々な材質がありますが、中でも難易度が高いのは潮解性の強い材質や温度変化に弱い材質です。

クリスタル光学は、アルカリハライド結晶と呼ばれる材質を創業当時から扱ってきましたが、この材料は通常の環境下では磨く事も保管する事さえもタブーです。例えば「NaCl」というのは一般的には「塩」として知られる単結晶です。湿度に敏感なこの材料は、通常の部屋て?は磨いた表面が曇ってしまうため、温度、湿度を管理したクリーンルームやドライルームで扱います。クリスタル光学では、このように特殊な材質でも対応できる環境が特徴の一つです。

結晶事業のこれからの目標

長年続けてきた単結晶の事業は、扱う事ができる材質の種類がとても多い事が特徴の一つです。アルカリハライド結晶・シンチレーター結晶・酸化物単結晶・金属単結晶・・・などそれぞれの特徴と向き合い、個々に応じた最適な加工方法を見つけてきました。世の中には、まだまだ出会っていない材質があるはずで、苦労は必須ですが挑戦し続けていきたいです。また、長い間扱っている材料でも、30年の間にどんどんお客様のご要求精度があがってきた事を感じています。クリスタル光学には測定機のバリエーションも豊富です。これらをしっかり活かし製品の更なる品質向上に励み続けたいと思います。

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